「BAR」
それは大人の社交場であり、時に、非日常的な刺激を求め夜な夜な男女が出会う場所。
興味はあるけど入りづらい、いざ入ったとしてもどう立ち振る舞えばいいのか、といった不安に襲われ店の前まで行くものの、そのまま回れ右する日々、なんていう人はいませんか?
はい、私です。
それでも1度は入ってみたかったので、BARについて色々と調べ勇気を振り絞って行ってきました。
今日は、その時に役立ったBARにおけるマナーやNG行動をご紹介します。
そもそも居酒屋とBARって何が違うの?
居酒屋もBARもアルコールを取り扱っているお店ですが、決定的に違う点があります。
それは「がっつり食事ができるかどうか」。
居酒屋は、お酒メインというよりかは、食事とお酒のバランスを大事にしているのでフードメニューが豊富です。
また、ランチタイムを設けている居酒屋も数多くあるので、お酒を飲む事だけが目的ではない印象が強いですね。むしろ、お酒を飲まずに食事だけでもOKです。
対してBARは、9割方お酒が先行していると言っても過言ではありません。
フードメニューが全く置いていないわけではないのですが、あくまでお酒に合うものだけ。
もしくは、柿ピーなどといった乾き物しかないお店もあるので、食事もそれなりに求めて行くのはオススメできません。
なので、BARは、居酒屋感覚でお酒を飲みに行こうとする場所ではないですね。
覚えておきたいBARでのマナー
BARと居酒屋の違いは食べ物だけではありません。
冒頭でも述べましたが「大人の社交場」なので、ある程度のマナーを備えておくべき。
なので、BARでのマナーをいくつか覚えておきましょう。
◆カメラでの撮影
カフェやレストランの料理の写真をSNSにアップするのは良くあることですが、BARでは基本的にしない方がいいでしょう。
というのも、BARに来るお客さんの中には、他人の写真に写るのを嫌う人が多くいます。
また、暗く落ち着いた雰囲気のBARでは、急にカメラのシャッター音が鳴ったりフラッシュが光ることで、気分を害する人もいます。
なので、そういった人たちの迷惑にならないように、カメラ撮影はできるだけ控えた方が良いでしょう。カメラ撮影をする場合は、お店の人に許可をとってからするのがベターですね。
◆置かれたボトルには触れない
ワインバーなどではよくあるそうですが、店内に置かれたボトルに了承を得ず触れることはマナー違反です。
ましてや、勝手にボトルの栓を開けるのはもってのほか、最悪のマナー違反になります。
◆「バーテンさん」はNG
バーテンダーさんの事を「バーテンさん」と呼ぶ人がいますが、これは蔑称と言われています。
気にするバーテンダーが多いわけでもないですが、中には「バーテンさん」と呼ばれることを嫌う人もいるので、注文や会話で呼びかける際は「マスター」、もしくは「バーテンダーさん」とするのが良いでしょう。
大人の振る舞いを心がけステキな時間を
いかがでしたでしょうか。
一見、BARは敷居が高そうですが。上記した居酒屋との違いやマナーをおさえておけば、必要以上に身構えることはありません。
居酒屋でワイワイもいいですが、たまには落ち着いたお店でステキなひと時を過ごすのも
良い刺激になるのではないでしょうか。