本来、着やせして見えるはずのジャケットですが、鏡を見るとどうもデップリして見える、そんな経験はありませんか?
ひょっとしたらそれは、ジャケットを着る上で気を付けなきゃいけないポイントを外している可能性があります。
そうならないためにも、今回はジャケットを上手に着こなすコツを、いくつかご紹介したいと思います。
縦ラインを同色系にする
基本的な事ですが、ジャケットの色とボトムスの色は同色系にすると、シルエットがシュッと細く見えます。
例えば、黒のジャケットならボトムスも黒もしくは濃紺など、ジャケットの色に近づけることで、見た目の膨張が抑えられ引き締まったスタイルに見えます。
また、黒系の色は、大人の落ち着いた雰囲気を醸し出すので、迷ったらとりあえず黒ベースでコーディネートを考えると楽かもしれません。
収縮色のジャケットを選ぶ
もし、黒のジャケットが手持ちに無い場合は、できるだけ収縮色のジャケットをチョイスしてみましょう。
収縮色とは、色調が暗く、影のように実際より縮んだり小さく錯覚する色の事です。
例えば、明度の低い黒、寒色系の紺や青などの暗い色がそれにあたり、視覚的に引き締め効果が狙えます。
もし、明るい色を取り入れる場合は、足元などできるだけ体の中心から遠いところが良いでしょう。
インナーにストライプシャツを取り入れる
ストライプシャツは縦方向にラインが入っているので、縦のラインを引き立てる効果が得られます。
なので、視覚効果でスラッと引き締まって見えるんですね。
また、ストライプの幅は細い方が効果が増します。
色は2~3色でキレイにまとめる
ジャケットに限った話ではありませんが、着こなしの基本として、色は全身で多くても3色まででまとめると、全体的に落ち着いた印象になります。
特に、ジャケットのようなカチッとした着こなしは、余計な色を使わずにシンプルにまとめることでスタイリッシュになります。
それでも、多めに色を取り入れたい場合は、小物やアクセサリーへ逃がすのが無難でしょう。
ジャケットは、仕事に限らずプライベートでも着る機会があるので、常時スマートに見せたいところ。
まずは、ジャストサイズ(もしくはタイトサイズ)でシルエットを合わせ、今回ご紹介したポイントに気を付けてコーディネートすれば、デップリ見えてしまうことはなくなるはずです。