アンチエイジングというと女性特有のテーマと思われがちですが、それはもはや過去の話。
今や、若々しく活力溢れる、良い意味で年齢不相応な男性が増えています。
実際、若く見える人の方が老けて見える人より長生きする、という研究もあるほどで、アンチエイジングは男女共通のテーマになってきているんです。
アンチエイジングと一言で言っても、アプローチの仕方は様々。
なので、今回は「食」にテーマを絞ってお伝えしていきます。
老化の主な原因2つ
アンチエイジングで最も避けたいのが「酸化」と「糖化」。
酸化とは、簡単に言うと体がサビでしまうことです。
体がサビてしまうと細胞の老化が早まり、シワ、たるみの肌トラブルや、生活習慣病を引き起こします。
また、糖化とは、体内の余分な糖分がたんぱく質と結びつく反応の事で、これが過剰になるとAGEという強力な老化促進物質が発生します。
特に、糖化は、動脈硬化、骨粗しょう症、アルツハイマーを引き起こす要因にもなりかねないので、糖質を摂りすぎないように心がける必要があります。
このように、アンチエイジングの最大の敵である「酸化」と「糖化」を、いかに抑えていくかが老化を防ぐポイントになってきます。
酸化、糖化を抑制する食べ物
酸化と糖化は、毎日の食生活を見直すことで抑制することができます。
以下に、代表的なものを挙げてみました。
◆酸化を防ぐ抗酸化作用のある食べ物
主に、ポリフェノールやアスタキサンチン、ビタミンEを多く含むものが効果的です。
・アサイー(生よりもフリーズドライしたものの方が効果大)
・鮭
・トマト
◆糖化を防ぐ食べ物
食物繊維を多く含む食べ物は、糖質の吸収を緩やかにしてくれる働きがあります。
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、血糖値の上昇を防ぐのは水溶性の方です。
・らっきょう(生)
・大麦(麦ご飯のようにお米に混ぜたり、サラダやスープに入れると摂りやすいです)
・めかぶ
糖化を防ぐ効果的な食べ方として、食物繊維→タンパク質→炭水化物の順番で食べていくと糖の吸収を抑えてくれるので、こちらも実践してみてください。