正月休みも終わり、仕事が始まってもイマイチ頭が働かない、やる気がでない・・・
そんな人は正月ボケの可能性があります。
すぐには切り替えができないにしても、いつまでもダラダラとしていると仕事が滞り、同僚や上司に迷惑をかけてしまう事になりかねませんよね。
そんなわけで今日は、正月ボケをあっという間に吹き飛ばす方法をご紹介します。
正月ボケの原因
正月ボケの一番の原因は、普段の生活リズムが崩れてしまうことにあります。
不規則な生活リズムを招きがちなのは、正月特有の以下の要素でしょう。
・おせち料理など、ご馳走をたくさん食べる
・昼間からお酒を飲む
・年末年始のTVの特番を夜遅くまで見る
また、日の出が遅いため明るくなるのも遅く、朝も寒いので布団から出にくいという季節的な要因も手伝って不規則になってしまいます。
正月休みは、6日間から長いところでは10日間程度で、社会人にとっては比較的長い連休です。
1日、2日の不規則な生活なら、立て直すことはそんなに難しいことではないですが、最大で10日も続いてしまうと、元の生活リズムに戻すのは困難です。
以上のように、生活的、季節的、期間的な要素により体内時計が乱れてしまうため、正月ボケになりがちなんです。
正月ボケを解消するには
正月ボケを解消するには、乱れた体内時計を元に戻す必要があります。
その方法として、一般的にはよく以下のような方法が挙げられています。
・いつもより30分~1時間ほど早起きする
・朝に軽い運動やストレッチをする
・朝起きたらシャワーを浴びる
たしかにこれらは正月ボケ解消に有効ですが、早起きや、朝に運動したりシャワーを浴びる習慣が今までなかった人にとっては、ちょっとハードルが高いと思います。
そんな人のためにオススメなのが「朝、いつも通りの時間に起きて日の光を浴びる」こと。
たったこれだけで乱れた体内時計がリセットされるんです。
日を浴びるといっても、わざわざ外に出る必要はなく、部屋のカーテンを開けて窓から日光を入れるだけで大丈夫です。
曇りや雨の日でもカーテンを開けて外の光を入れましょう。
もし普段の起床時間が日の入り前の早朝なら、部屋の蛍光灯の明かりでも大丈夫です。
重要なのは「朝、目から光を入れること」。
それが、1日の開始の合図になるので、体内時計がリセットされます。
これなら手間がかからないので、忙しい朝でも簡単にできますよね。
1つ注意点として、太陽や蛍光灯を直接見るのは目に優しくないので、あくまで「光を浴びる」といったイメージで行うようにしましょう。
◆なぜ目から光を入れると体内時計がリセットされるのか?
体内時計は、皮膚、肝臓、心臓、血管などあらゆる部位に備わっていて、その体中の体内時計に指令を出しているメインの体内時計が視床下部、つまり目の奥の部分にあると言われています。
なので、朝に目から光を入れることで、メインの体内時計が「1日のはじまり」を認識して、体中の体内時計に「1日がはじまるぞ」という指令が伝わることで、体内時計がリセットされるんです。