
一般的に、3月から5月にかけて花粉の飛散量がピークになるので、花粉症の人にとってはとても辛い季節ですよね。
花粉症対策をする際、大抵の人は真っ先に街のドラッグストアで対策グッズを買ったり、お医者さんに予防注射を打ってもらうといった選択肢になりがちだと思います。
しかし、もっと身近なところから対策をすることで、花粉症の症状を緩和することができるんです。
今回は、グッズや予防接種などではなく、根本的なところから行える花粉症対策をご紹介します。
帰宅時の花粉症対策

◆玄関で花粉をしっかり落とす
どんなに完全防備をしても、外出時に花粉が全く付着しないということはありえません。
なので、帰宅したら衣服についた花粉をしっかりはらってから室内に入るようにしましょう。
外で付いてしまった花粉を、できる限り室内に持ち込まないことが重要です。
◆洗顔とうがい
花粉対策に限ったことではないですが、帰宅後の手洗い、うがいは常に心掛けておきましょう。
この時に、一緒に洗顔もすると効果的です。
家の中での花粉症対策

◆ドア・窓を閉める
基本的な事ですが意外と忘れがちなのが戸締り。
季節柄、気温も暖かくなって風が気持ちよく感じるかもしれませんが、その風と一緒に花粉も舞っているということを忘れずに。
◆こまめに掃除をする
上記した対策をしっかりしていても、多かれ少なかれ室内に花粉が侵入してしまうと思います。
なので、掃除機を使ってこまめに室内を掃除するようにしましょう。
また、きれいな室内は花粉に限らずダニ・アレルギー対策にもなります。
◆布団を外に干さない
外に布団を干してしまうと花粉がついてしまうので、布団乾燥機などを活用しましょう。
どうしても干したいときは、花粉の飛散量が少ない午前中に。
また、天気予報の花粉情報も参考にしてみるとよいでしょう。
取り込む際は、しっかりと花粉をはたき落とすのを忘れずに。
就寝前の花粉症対策

◆お風呂・シャワーで花粉を流す
お風呂やシャワーは朝に入るという人もいますが、花粉がひどい時期は寝る前にしっかりと洗い流してから布団に入るようにしましょう。
◆枕元の花粉を拭き取る
床の上に限らず、ベッドにも花粉は溜まっています。
なので、寝ている時に花粉を吸い込まないよう、少し湿らせたタオルなどで枕回りを拭いてから寝るようにすると効果的です。
対策グッズをたくさん買い込む前に

いかがでしたか。
TVやインターネット、電車の中などで花粉症対策グッズの広告をよく見かけます。
広告の内容通りなら、それらはとても魅力的でつい買いたくなるかもしれませんが、それ以前に日常生活でやっておける花粉症対策があります。
高価な花粉対策グッズを買い漁る前に、まずは日常の花粉対策を見直してみるとよいかもしれませんね。