トピック

新社会人が抱えやすい悩みと対策<業務ミス編>

投稿日:2018年4月3日 更新日:

新社会人は、膨大な量の覚えるべき事を一つ一つ自分の業務として把握する必要があるので、はじめのうちはミスや失敗をしてしまうでしょう。

そこで一度苦しい思いや辛い思いをすると、職場に行くのが嫌になったり、過剰なプレッシャーを抱えてしまいがちに。

しかし、余計なプレッシャーはさらなるミスや失敗を誘発します。

そうならないために、ミスした原因を追究してそれを根本から解決するための手順をご紹介します。

ミスした理由の仮説を立てる

自分がなぜミスしたのか、まずはこれを考えましょう。

例えば、発注する商品の数量を間違えてしまった場合。

なぜ数量を間違えたのか、その経緯の仮説を立てます。

発注単位の確認を怠ってしまった、他の商品と勘違いしてしまった、あとから発注した人間が自分が入力した数字を誤って変更してしまったなど、考えられる可能性を全てピックアップしてください。

このように、同じ失敗でも様々な原因があるということを、仮説を立てることで初めて理解することができます。

あらゆるシチュエーションでその度に1つの事だけに気付くのではなく、様々な可能性を「仮説」として考えることで、ミスを根本から改善するのに役立つ材料を集める事ができます。

原因は内的か外的か

次に、上で立てた仮説(原因)が内的要因と外的要因に分類します。

内的要因とは自分の注意不足のような本人の問題、外的要因とは自分以外の周囲による問題の事です。

上記した例で言うなら、他の商品と勘違いしてしまったというのは自分の注意不足によるものなので内的要因、あとから発注した人の変更によるものだと、自分以外の要素によるものなので外的要因となります。

内的要因なら、入力完了後ダブルチェックをするなど確認作業を増やすことで確実に管理する。

外的要因なら、あらかじめ自分が行った業務に関して他の人にも周知する、といったように、原因の仕分けをすることで具体的な対策を練る事ができます。

ミスしたことに再チャレンジする

しっかりと原因を究明することができたら、ミスに対して苦手意識を持たないよう、もう一度同じ業務にチャレンジしましょう。

人は反復することで物事を記憶するので、なるべく早いうちに再チャレンジすることをお勧めします。

その際、上記したプロセスをしっかりと踏んでいれば、きっと同じミスを繰り返すことは無くなるはずです。

ミスをしても許されるのは新人のうちだけですが、言い換えれば新人のうちは大抵のミスは許されます。

なので、新人のうちにミスを恐れずどんどん業務をこなしていきましょう。

AD




AD




-トピック
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

女性だけじゃない!男性も冷え性対策を

先日、都内で警報が出るほどの大雪が降り、東北では観測史上、最低気温を記録するなど異例な大寒波に見舞われている日本列島。 今、このちょっとした異常事態とも呼べるこの寒さによって、体調を崩す方が続出してい …

快眠は明日の活力をもたらす!ぐっすり眠るためのコツとは

体は疲れているはずなのにどういうわけか眠れない、横になってもなかなか寝付けない・・・ 年齢を重ねるとともに、うまく眠れない人が増えています。 睡眠は、脳の休息と体のメンテナンスの役割があるので、これが …

日本人の約4割が抱えている睡眠負債とは

よくTVなどで「睡眠負債」という言葉を聞くようになりました。 睡眠負債とは、睡眠不足の弊害が借金のように積み重なっていく事で、ゆくゆくは命の危険につながってしまうことも最近の研究で明らかになってきてい …

イケメンじゃないのになぜかモテる男性の特徴

特別顔がイケメンというわけではなく、お金持ちというわけでもない、なのになぜか女性にモテている男性っていませんか? 一時期、今でもそうかもしれませんが、どんなに女性がときめくような行動をしたとしても「た …

仕事に集中できないほどつらい肩こり、腰痛の対策

肩こり、腰痛の原因は整形外科医の竹谷内院長によると、それはストレスと姿勢だそうです。 姿勢は悪くないのに肩こり、腰痛で悩んでいる方はストレスに原因があるでしょう。 ストレスを感じていない人は姿勢に問題 …